知っている人は知っている「Airbnb」の JavaScript スタイルガイドを翻訳しました。
急に上司から「Javascript のスタイルガイドないの?」って言われて困ったら思い出してください。
このエントリでお伝えしたいこと。
- ネタがなくて困ってたら使ってください。
- 困ってなくても、イイなと思ったら使ってください。
- 良かったら Airbnb も使ってください。
Airbnb とは
Airbnb とはアメリカのサンフランシスコにある、個性的な宿を扱うスタートアップ企業です。詳細は下の記事を読んでください。
旅行のソーシャル化は「現実世界の Facebook」、AirBnB CEO に聞いた。
去年の秋くらいに、サイバーエージェントさん主催の Frontrend で名前を聞いた(ような気がする・・・)辺りからチェックしていました。
このたび勉強のついでに翻訳してみました。
スタイルガイドについて
翻訳したものはこちらです。
https://mitsuruog.github.com/javascript-style-guide/
このスタイルガイドの特徴は、
- オープンな議論を通じてスタイルが決定していること。
- スタイルについてパフォーマンスに関するエビデンスがあること。
だと感じています。
上級者にとってはあまり目新しいものは無いかもしれませんし、異論がある方もいるでしょう。この点については、本家の人たちも「この規約がすべての人に受け入れることを期待していない」と言い切っていますし、私も同感です。
とは言っても、ちまたに溢れるオレオレスタイルについて、一定の議論をした上で、取りまとめて公開している点は非常に評価できると思いました。
この翻訳版については、本家にプルリクエストしてリンク張ってもらってます。
https://github.com/airbnb/javascript(本家)
最近、ドイツ語訳版作られたので、この先何ヶ国語に翻訳されるかちょっと楽しみです。
(2014/11/09 追記) 現在 10 ヶ国語に翻訳されています
ちなみに、組織(法人とか)で採用した場合、本家にプルリクエストするとリストに追加してます。もちろん翻訳版を使ってくれて、私にプルリクエストくれても結構です。
他に有名なスタイルガイドとしては以下のようなものでしょうか。
JavaScript Style Guide | Contribute to jQuery
他には、
を座右の銘としているエンジニアも良く見ますね。
個人的には好きなスタイルを使えばいいと思いますが、より良いコードを書けるよう日々努力することはとても大切なことだと思います。
スタイルガイドのネタで困ったら、思い出してください。